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さらに続き
9時50分 点滴を自分で押して小走りで分娩台の傍らへ。先生、助産師さんに笑われる。「みんな車椅子なんですけどね。歩いて分娩室へ行く人だって少ないのに・・」だって痛くない隙を見て動かないと動けないんだもん。みんみんの時はLDRだったので普通のベッドで横向きでギリギリまで過ごして、ホントの最後で仰向けになったので、分娩台初体験。ホントなら次の日に高さを確認したり試乗して呼吸法のおさらいもする予定だったのに。またまた痛くない隙に分娩台に乗る。準備しつつ呼吸法をリードしてもらう。「全開です。あと一回痛みを逃してからイキみましょう」足元に小野先生と担当の助産師さん、傍らに夕食後からずっとみてくれてた助産師さん、反対側にもう一人。
10時00分 かずは分娩室から陣痛室に戻って待機することに。「じゃあね」と声をかけてもらって、少し安心する。
痛みの波がきたら、2回深呼吸をしてからいきむ。大きな塊が下がってくような感覚。でも波が去ると・・・ホントになんともない。「この波のこない間が暇だな・・」とつぶやく。しかし先生も助産師さんもリラックスさせるためか、痛みの波のない間にはぜんぜん関係ない話をするくせに、「局所麻酔でアレルギーはなかったよね?」とか「もう少しお尻を下に持ってこれる?」とか大事なことを陣痛真っ最中に聞いてくるんだ、これが!塊がもうすごく下まできた感覚がして、いきむのにも慣れてきた頃、「バッシャー」っとすごい勢いで破水。みんな目が点。あたしも我に帰ってしまった。そしてそのすごい勢いの破水爆弾は担当助産師さんの顔を直撃・・。

ごめんね、砂原さん!!

そこでかなり冷静になってみると、分娩室の入り口とは反対側の大きな扉の向こうには、抗菌キャップをかぶった宇宙人のような群れがこちらをみんなで見ている。「あの人たちは?」と枕もとの助産師さんに聞くと、新生児科の先生と看護師さんがすぐに処置するために待機してくれているんだそうで。今か今かと見ている。・・・すごいプレッシャーだわ。と、最後まで宇宙人の群れを気にしながらいきんだ時、ズルっとした感覚と何かがひっかかってるような痛み。「もう少し、頑張って!」と先生と砂原さんに言われ、「もうちょっとなんだ」と実感。「次の痛みが来たら、うーんじゃなくてうんっていきめますか?」
・・・なんじゃそらっ!できるかい!!
と突っ込みつつ、おとなしく努力する。さすがに最後は「うあーっ」と声が出てしまいました。同時に引っかかっていたものが取れた感覚があって・・・
10時21分 「出ましたよ~、おめでとうございますっ」全身でため息が出ました。まだ胎脂がついたままの娘は少しの沈黙の後、「おぎゃあ、おぎゃあ、おぎゃあ」と小さいながらもしっかりと泣きました。「ああ、泣いた泣いた」という皆さんの声と笑顔にさすがに涙が出た。18Tの子は泣けない程弱っていたり、呼吸のできない子が多いと聞いていたから。「ああ、無事に産めた。産れてくれた」と感動してもう一度娘の方を見ると・・いない!いつの間にかへその緒を切られ、すでに宇宙人、いや新生児科のスタッフに拉致られて、いや処置されていた。そこでまた切なくなってしまった。でもそこで、新生児科の看護師さんが、「お母さん、少し余裕あるから触れます」と。助産師さんがかずを呼びに行ってくれる。かずと一緒に娘を覗き込み、まだ少しベタベタした娘に「頑張ったね、偉かったね」と声をかけつつ触る。娘はすでに呼吸補助の挿管をされ、先生にアンビューで酸素を送られている。その後娘はNICUへ。あたしは分娩台の上で2時間の安静。かずに「お疲れ様」とねぎらってもらいつつ、力の入れすぎで震える足や腕の痛みにやっと気づいたのでした。分娩所要時間3時間と少し、分娩室に入って30分のやっぱりスピード出産だったのでした。
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【2007/05/31 23:27 】 | 未分類 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
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